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ＣＡＰＤは血液透析よりも生存年数がすくないの？ 　/太郎　

ＣＡＰＤは血液透析よりも生存年数がすくないの？

回答　/白石病院透析担当医
現在のところ、ＣＡＰＤでは患者さん自身の腹膜を利用して体内の老廃物を除去するわけですが、その時、ブドウ糖を含んだ液を注入することになります。そのため、腹膜の機能を安定して長く維持することは難しいことが多いといわれています。腹膜の機能が低下して老廃物の除去が十分できなくなると、血液透析へ移行することになります。ですから、ＣＡＰＤを行ったから血液透析の方より長生きできなくなるというわけではありません。ただ、ＣＡＰＤだけで長期にわたって続けることが難しいことがみられるということです。ちなみに当院でＣＡＰＤだけで10年以上続けている方もいらっしゃいます。ＣＡＰＤ，血液透析それぞれの長所・短所がありますので主治医（できれば両方を行っている施設のドクター）に相談してみてください。