社会医療法人白光会 白石病院

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APDについて

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APDについて

APDとは

APD療法とは、一日4~5回の透析液の入れ替え(バッグ交換)をだいたい決まった時間に自分で行うCAPDに対して、APD(automated peritoneal dialysis)という自動腹膜灌流装置(サイクラー)を使い家庭で就寝中に、自動的に透析液を交換する方法です。
この療法はCAPDと同様に、医療保険制度を利用することができます。
APDの利点
1.寝る前に器械と接続すると、夜間就寝している時間を透析のために有効に使うことができます。
2.腎臓の機能が維持されている患者さんは、1)によって昼間に透析液を貯溜しない時間をつくれるのでお腹がすっきりして腹膜を休ませることもできます。
3.腰痛、膝関節痛のある方、美容上の希望がある方は、1)によって昼間の透析液の貯溜量を減らして負担を軽くすることができます。
4.100ml単位で貯溜量を設定できるので、より患者さんの体格にあった貯溜量を設定することができます。
5.腹膜の性質(ブドウ糖の透過性の速さ)にあった、交換回数、貯溜時間を設定することができます。
6.自分で透析液を交換できない子供さんや高齢の方の場合、夜間器械で透析ができれば介護者の時間的拘束をかなり軽減することができます。

APDの操作方法

操作は、覚えてしまえば簡単です。就寝前に器械をセットすれば翌朝まで透析が自動的に行われ、誰にでも使えます。 翌朝、バッグと回路・排液を捨てるだけです。
就寝前 就寝中 起床時
就寝前
回路を機械に取り付け、
透析バックと回路を接続する。
回路とチューブをつなげる。
就寝中
(治療中)
起床時
回路とチューブを外す。
回路と透析液バックを取り外す。
バック・回路・排液を捨てる。

PD+HD併用療法

腹膜透析治療を始めてから残腎機能の低下とともに、腹膜透析の除去効率を上げていく必要があります。こうした状況に対して夜間睡眠中に液の交換を自動で行える器械を使い、昼間の透析液交換も1~2回行うCCPD(持続性周期的腹膜透析)という方法がありますが、腹膜透析を週5?6日に血液透析を週1回併用するという方法もあります。これがPD(腹膜透析)+HD(血液透析)併用療法です。
当院では、年1回の腹膜機能検査と毒素の除去効率を調べ、患者さんの腹膜の透過性や生活のリズムに併せながら上記の方法を選択しています。 毒素の除去効率を調べる検査はCCR50L/week/1.73m2以上とKt/V1.7以上を目標とし、毎月の採血データでは尿素窒素、クレアチニン、ヘマトクリット、ヘモグロビン、リン、アルブミン等を指標にしています。貧血の治療であるエリスロポエチンが効きにくくヘマトクリットが上がらない、食事指導や内服指導などを行ってもリンが6.0mg/dl未満に下がらない、尿量が減って除水のために中濃度の透析液の使用頻度が増えてきたときなどが透析の効率を上げるきっかけとなると考えられています。
当院には上記どちらの方法の患者さんもいらっしゃいますが、PD+HD併用療法はHD日にお腹に透析液をためないので腹膜の休息ができ、腹膜透析をより長く続けられるのではないかと期待されています。また通常の週3回HDの患者さまでは、HD間体重増加率(水分のたまり具合)がドライウェイト(HD後の目標体重)の3~5%以内が理想的といわれていますが、1週間でこの増加率をめやすに体重(水分)コントロールができれば、その分PD透析液のブドウ糖の濃度を下げることが可能となります。これによりブドウ糖負荷による弊害を抑制できると考えられます。
併用療法で注意が必要な点は、HDにより水分管理が軌道にのると腹膜の劣化が見逃される場合があることです。PD透析液のブドウ糖濃度の使用割合と除水量の経過、定期的な腹膜機能検査や腹膜中皮細胞診、PD治療期間などから、いつまでPDを継続するか患者さんと十分話し合いながら行っていく必要があると思います。
PD+HD併用療法の位置づけ

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