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施設基準届出
- 機能強化加算/急性期一般病棟入院基本料5/療養病棟入院基本料1/診療録管理体制加算2/療養病棟療養環境加算1/感染対策向上加算3/後発医薬品使用体制加算1/データ提出加算1/認知症ケア加算3/せん妄ハイリスク患者ケア加算/地域包括ケア病棟入院料2及び地域包括ケア入院医療管理料2/入院時食事療養(Ⅰ)・入院時生活療養(Ⅰ)/糖尿病透析予防指導管理料/薬剤管理指導料/医療機器安全管理料1/別添1の「第14の2」の1の(3)に規定する在宅療養支援病院3/在宅時医学総合管理料及び施設入居時等医学総合管理料/持続血統器加算及び皮下連続式グルコース測定/CT撮影及びMRI撮影/脳血管疾患等リハビリテーション科(Ⅲ)/運動器リハビリテーション科(Ⅰ)/人工腎臓/導入期加算1/透析液水質確保加算及び慢性維持透析濾過加算/下肢抹消動脈疾患指導管理加算/入退院支援加算1
医療情報・システム基盤整備体制充実加算について
医療情報・システム基盤整備体制充実加算のオンライン請求要件に係る特例措置について
当院は、「医療情報・システム基盤整備体制充実加算」に係る算定要件を満たしています。
- ①オンライン請求を行っていること
- ②オンライン資格確認を行う体制を有していること
- ③他の医療機関で処方されている薬の情報や特定健診の受診歴を取得・活用することにより、質の高い医療提供に努めること。
- 2024年6月より、窓口負担額の一部が変更になります。
- 初診時にマイナンバーカードを利用する。 1点
- 初診時にマイナンバーカードを利用しない。 3点
- 再診時にマイナンバーカードを利用する。 1点(3ヶ月1回)
- 再診時にマイナンバーカードを利用しない。 2点(3ヶ月1回)
患者様の権利と義務
- 医療は患者様と医療者とが信頼関係を築き協力して作りあげるものです。治療方針の決定に際しては、我々医療者は十分に説明し話合いの後に、患者様は理解し同意することにより、お互いに最善の結論を出すことが可能になります。そのために、患者様はご自身の権利を理解し、ご協力いただくことが必要になります。
患者様の権利
- ・患者様は差別されることなく、その人格および価値観が尊重されます。
- ・患者様は自らの医療について十分な説明を受け自ら選択し決定する権利があります。
- ・患者様は自らの医療について承諾あるいは拒否する権利があります。
また、当院以外の病院の医師の意見を求めることができます(セカンドオピニオン)。
- ・患者様の意識のない場合や自らの意思を表現できない場合は親族あるいは法定代理人に
説明と同意を行います。
- ・患者様は自身のカルテに記載された情報を得る(カルテ開示)権利があります。
- ・患者様の診療上の個人情報やプライバシーは守られる権利があります。
- ・患者様の宗教的な立場を尊重します。
- ・患者様の意思に反する医療行為が例外的に行われることが稀にあります
(法が許容し、医の倫理の原則に合致する場合のみ)。
患者様の義務
- ・医療者にご自身の症状・経過について正確にお伝えください。
- ・医療を受ける際には医療者と協力して病気に向き合う努力をしてください。
- ・他の患者様の診療や医療者の業務に支障をきたさないようにご協力ください。
- ・皆様の個人情報を保護するため院内での写真・動画撮影はご遠慮ください。
- ・院内への危険物持ち込み、麻薬・覚せい剤・危険薬物の使用、アルコールの飲用、
敷地内の喫煙、暴言、暴力、各種ハラスメントの禁止をお守りください。
- ・患者様は、受けた医療に対し医療費を支払う責務があります。
- 院内での違法行為があった場合には、ご本人やご家族の意思にかかわらず診療をお断りし、退去していただくことがあります。円滑な診療および最善の医療の提供、そして安心できる療養環境を保つために、皆様のご協力をお願い申し上げます。
人生の最終段階ガイドラインの内容を踏まえた適切な意思決定支援に関する指針
- 1.基本方針
- 人生の最終段階を迎える患者様が、その人らしい最期を迎えられるよう、医師をはじめとする多職種にて構成される医療・ケアチームで、患者様とその家族等に対し適切な説明と話し合いを行い、患者様本人の意思決定を尊重し、医療・ケアを提供することに努めます。
(厚生労働省:人生の最終段階における医療・ケアの決定プロセスに関するガイドラインを規範とする)
- 2.「人生の最終段階」の定義
- 人生の最終段階とは、患者様の状態を踏まえて、多職種にて構成される医療・ケアチームにて判断するものとします。
- 3.人生の最終段階における医療・ケアの在り方
- (1)医師等の医療従事者から適切な情報の提供と説明がなされ、それに基づいて医療・ケアを受ける本人が多専門職種の医療・介護従事者から構成される医療・ケアチームと十分な話し合いを行い、本人による意思決定を基本としたうえで、人生の最終段階における医療・ケアを進めるものとします。
本人の意思は変化しうるものであることを踏まえ、本人が自らの意思をその都度示し、伝えられるような支援を医療・ケアチームにより行い、本人との話し合いを繰り返し行うものとします。
本人が自らの意思を伝えられない状態になる可能性があることから、家族等の信頼できる者も含めて、本人との話し合いを繰り返し行ます。また、この話し合いに先立ち、本人は特定の家族等を自らの意思を推定する者として前もって定めておくことも重要であります。
- (2)人生の最終段階における医療・ケアについて、医療・ケア行為の開始・不開始、医療・ケア内容の変更、医療・ケア行為の中止等は、医療・ケアチームによって、医学的妥当性と適切性を基に慎重に判断します。
- (3)医療・ケアチームにより、可能な限り疼痛やその他の不快な症状を十分に緩和し、本人・家族等の精神的・社会的な援助も含めた総合的な医療・ケアを行います。
- (4)生命を短縮させる意図をもつ積極的安楽死は、本指針の対象としません。
- 4.人生の最終段階における医療・ケアの方針の決定手続き
- 人生の最終段階における医療・ケアの方針決定は次によるものとする。
- (1)本人の意思が確認できる場合
①方針の決定は、本人の状態に応じた専門的な医学的検討を経て、医師等の医療従事者から適切な情報の提供と説明を行います。
そのうえで、本人と医療・ケアチームとの合意形成に向けた十分な話し合いを踏まえた本人による意思決定を基本とし、多専門職種から構成される医療・ケアチームとして方針の決定を行います。
②時間の経過、心身の状態の変化、医学的評価の変更等に応じて、本人の意思は変化しうるものであることから、医療・ケアチームにより、適切な情報の提供と説明がなされ、本人が自らの意思をその都度示し、伝えることができるような支援を行います。また、このとき、本人が自らの意思を伝えられない状態になる可能性があることから、家族等も含めて話し合いを繰り返し行うものとします。
③このプロセスにおいて話し合った内容は、その都度、「病状説明と同意書」書等も活用しながら文書にまとめておくものとします。
- (※)「病状説明と同意書」書についてはいつでも変更できます。
- (2)本人の意思の確認ができない場合
本人の意思確認ができない場合には、次のような手順により、医療・ケアチームの中で慎重な判断を行います。
①家族等が本人の意思を推定できる場合には、その推定意思を尊重し、本人にとっての最善の方針をとります。
②家族等が本人意思を推定できない場合には、本人にとって何が最善であるかについて、本人に代わる者として家族等と十分に話し合い、本人にとっての最善の方針をとります。また、時間の経過、心身の状態の変化、医学的評価の変更等に応じて、このプロセスを繰り返し行います。
③家族等がいない場合及び家族等が判断を医療・ケアチームに委ねる場合には、本人にとっての最善の方針をとります。
④このプロセスにおいて話し合った内容は、その都度、「病状説明と同意書」書等も活用しながら文書にまとめておくものとします。
- (※)「病状説明と同意書」書についてはいつでも変更できます。
- (3)複数の専門家からなる話し合いの場の設置
上記(1)及び(2)の場合における方針の決定に際し、
①医療・ケアチームの中で心身の状態等により医療・ケアの内容の決定が困難な場合
②本人と医療・ケアチームとの話し合いの中で、妥当で適切な医療・ケアの内容についての合意が得られない場合
③家族等の中で意見がまとまらない場合や、医療・ケアチームとの話し合いの中で、妥当で適切な医療・ケアの内容についての合意が得られない場合については、状況に応じて臨床倫理委員会等にて検討のうえ、方針等についての助言を得ます。
- (4)腎代替療法についての説明と同意書について
慢性腎臓病に対する治療の説明については「腎代替療法が必要に至った時点での意思決定プロセス」「透析の見合わせに関する確認書」を活用しながら文書にまとめておくものとします。
包括同意のお願い
- 白石病院では安全な医療を患者様に提供するため、病院の基本方針・基本理念に則り万全を期しております。診療を確実に円滑に行うため、患者様の皆様にご説明・同意を確認させていただく手続きを経ないで実施する包括同意について、下記の通りにご説明させていただきます。
- 1.診療上の必要があると認められた医療行為については原則として説明を行い、同意をいただいております。ただし、患者様の状態や状況に応じ、心身への負担が少ない検査・処置(採血や点滴留置、造影剤を使用しないCT等)に関しては、改めて説明し同意をいただくことなく診療の一部として施行させていただいております。医療行為は本質的に不確実・不確定なもので、リスクを伴います。
- 2.院内には防犯上の理由により、防犯カメラを設置しております。また、一部の病室には治療上観察が必要な場合のみ転倒・転落など安全確保及び事故防止のために、監視カメラを設置されております。通常は作動しておりませんが、安全な入院生活が送れないと判断された場合に限って使用することがあります。
- 3.血液・尿などの検査検体、病理診断用の組織や細胞などの病理検体、X線写真などの医用画像等を研究・教育・検査業務の精度管理の目的で、個人情報を除いた上で使用することがあります。
- 4.上記については当院の規定に従って、適切に運用いたします。
不可抗力の合併症・偶発症の発生の場合は、最善の対応を努力いたします。その際の医療費は通常の保険診療で行うことになりますので、ご承知ください。
- 当院では以上の項目について、不同意の意思表示がない場合は全て同意があったとさせていただきます。なお、この包括同意は申し出があればいつでも撤回(不同意)することができます。疑問・ご不安がある場合には、主治医または各スタッフのまでお尋ねください。ご理解とご協力をよろしくお願いいたします。