社会医療法人白光会 白石病院

〒890-0042 鹿児島市薬師1丁目12番22号 Tel:099-255-0101
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透析患者様の手術について

透析療法の患者様にとって、内シャントを良好に維持することは、重要なことです。当院では、シャント設置、シャントトラブル対処、PTA、内視鏡下における手根管開放術、バネ指手術、CAPDカテーテル挿入(腹膜透析)など行っています。
年間900例を数え、県外からの紹介件数も増加傾向にあります。

当院で行っている手術

内シャント設置術
血液透析では体内に生じる老廃物を週に2~3回、一回に4時間程度の透析で除去しなければなりません。血液透析を行うには1分間に約200mlの血液を人工腎臓(ダイアライザー)に送り込む必要があります。普通の血管に針を刺しても毎分200mlの血液を採ることは難しいため、腕の静脈と動脈を手術で繋ぎ合わせる事で、流れが多く太い血管を造り、短時間にたくさんの血液を採取できるようにするための手術です。ご希望があれば一泊入院でも行えます。
PTA(経皮的血管形成術)
血管が狭くなり血液の流れが悪くなったシャントに小さな風船の付いた管をいれ、狭い部分で風船を膨らませ血管を拡げることで再びシャントとして使えるようにする治療法です。まずシャントエコーで血管の狭い部分と血液の流れを確認してから行います。日帰りが可能です。
※シャントエコー
血管の超音波検査です。現存するシャント血管に何らかのトラブルが発生した時、シャント血管の状態を画像上で把握する第一選択となる検査です。血管の性状・血流の状態等を観察し血流量などを計測、結果によって処置の適応について検討していきます。
PTA(経皮的血管形成術)
手根管開放術
手根管症候群と診断された患者様に対し手首内側に1~2cm程の切開を加え、内視鏡を用いて靭帯の切離を行い手根管を開放する手術です。従来の手の平に大きく切開を加え靭帯の切離を行う場合に比べ小さい傷で出血も少なく早期に手を使えるようになります。手術翌日の夕方にシーネ固定を外し、その後は手指のリハビリを行っていただきます。吸収糸を使用するため、抜糸の必要はありません。日帰りで行っています。
手根管開放術
人工血管移植術
患者様ご本人の血管が細く、ご自分の血管でシャントを作れない場合や、荒廃して血管がなくなった場合に人工血管を移植します。10~14日の入院が必要です。
CAPDカテーテル挿入術
腹膜透析が必要な患者様に対し腹腔内にカテーテルを挿入し腹膜透析が行えるように、お腹にチューブを固定する手術です。腹膜透析導入に関する指導も併せて行いますので、2週間程度の入院が必要です。
当院における手術件数の推移

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アクセス

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鹿児島市薬師1丁目12番22号
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午前受付:8:30~12:30
午後受付:13:30~17:30
定休日:日・祝祭日

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